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スキンケア

大人も必見!肌荒れの原因はなに?最適な生活習慣や改善方法を解説します!

繰り返す思春期のニキビだけでなく、大人になってからも吹き出物ができたり、肌がごわついたり・・・など、様々な要因から肌のゆらぎを感じてしまうことは、誰しもあるのではないでしょうか?

肌荒れとは無縁のすべすべな肌になるためには、肌荒れの原因や肌に悪い習慣などをしっかり頭に入れておくことも必要ですね。

ここでは、肌荒れの原因や美肌習慣についてまとめてみました。

肌荒れの主な原因

バリア機能の低下

肌荒れの主な原因は「バリア機能の低下」です。
そもそも肌のバリア機能とは、外の刺激から肌の内部を守ってくれる防御機能のことをいいます。

3つのバリア機能

  1. 外部の刺激からお肌を守っている
  2. 外部からお肌の内側への異物混入を防いでくれている
  3. お肌の水分を一定の量に保ってくれている

また、バリア機能に1番関係しているのが、皮膚の1番表面にある「角質層」です。
この「角質層」はわずか0.02mm
0.02mmを想像するのは難しいですが、サランラップと同じ厚さと言われています。
サランラップほどの薄い膜ですが、薄くても非常に丈夫で、肌の潤いを守るのにとても大切な役割をしてくれています。

キメが整った状態を維持するためにも、透明感を維持するためにも、毛穴の黒ずみを予防するためにもバリア機能を維持することはとても大切です。

バリア機能が低下してしまうと


  • いつも使っているはずの化粧品で荒れてしまう
  • 角栓が黒ずんだままになってしまう
  • シワ、シミ、ニキビが多い
  • 赤みがある
  • かゆみがある
  • カサカサで乾燥してしまう
  • くすんでしまう

このようにバリア機能が低下してしまった肌は、たくさん問題点を抱えてしまい、お肌の回復まで時間がかかってしまうのです。
また、バリア機能が低下することで肌の水分が蒸発して、乾燥や肌荒れなどのトラブルを起こしやすくなってしまいます

頻繁にシートパックを行う

よく「お肌には乾燥が大敵だから」とシートパックを習慣にして、週に数回シートパックをしている方もちらほらいますが、実はこれも注意が必要。
あまり頻度多くシートパックをしてしまうと、ちりめんのような小さなシワが逆にできやすくなってしまう場合があります。

先ほども触れましたが、お肌の1番外側の角質層の薄さはサランラップほどの厚みです。
その薄い角質層に大量の水分を与えた場合、肌がふやけてしまうのです。

よく、お風呂に長くつかった後、指先がシワシワになってしまうことがありますよね。
それと同じで、ふやけた皮膚は大切なバリア機能が低下してしまい、とても弱い状態になってしまいます。
これを医学的には「浸軟(しんなん)」と言いますが、弱酸性環境の崩壊や細菌繁殖がしやすい肌になってしまい良いことがなくなってしまいます。

シートパックをするのであれば、美容液を頻度多く肌に浸透させていく方が皮膚を痛めずより効果的なのです。

皮脂膜の酸化

肌の皮脂膜は、肌の大切なバリア機能のうちの1つで、肌の水分を保ってくれたり、外部の細菌や異物から肌を守ったりする効果があります。

よく、紫外線を浴びるのは肌にとって最大の敵と言いますが、紫外線を浴びることで体内で活性酸素が作られ、皮脂膜が酸化してしまうため、肌のバリア機能が低下してしまうのです。

加齢や強いストレスなどによる、ホルモンバランスの崩れ

ストレスは肌に大きく影響し、自律神経のバランスがストレスにより崩れることで、肌疲れや肌荒れを起こしやすくなります

体や心が少し疲れているなと感じたら、こまめにリラックスできる時間を作っていきましょう。ゆっくりお風呂につかったり、アロマオイルなどを使用して香りでリラックスができるような工夫も良いでしょう。

偏った食生活

まどれだけ高級なスキンケアアイテムを使っても、偏った食生活をしてしまっていると綺麗な肌は作れません。

砂糖、アルコール、加工食品ばかりの食生活は腸内環境が悪化してしまい、腸内環境の悪化は肌荒れを引き起こします

特に女性の場合、約2人に1人が便秘気味だと言われており、便秘をしていると当然腸内環境も悪く、腸の老廃物やガスが溜まっていることで、肌荒れやニキビの要因となってしまいます

腸内環境を改善するために、オススメな食材

  • 海藻類
  • 乳酸菌入りのヨーグルト
  • きのこ類
  • 大豆
  • さんま
  • さば

発酵食品やきのこの他にも、良質なタンパク質を一緒に取り入れることで、美肌に導きます。
忙しい日々でも、カップラーメンやお菓子などで食事を済ませることなく、緑黄色野菜や良質なタンパク質をとることを心がけましょう

肌の摩擦

肌の「摩擦」を引き起こしてしまう間違ったスキンケアも注意が必要です。

洗顔料を選ぶ段階から、界面活性剤を含む洗顔料の使いすぎなど、洗浄力の強い洗顔料は、肌に大きく負担をかけすぎる傾向があるため、避けた方が良いでしょう。

クレンジングについても、あまりゴシゴシと手で擦るように洗顔するのではなく、そっと肌を包み込むように、円を描くようにしてメイクを落とすようにしましょう。

また、洗顔する時のお湯の温度についてですが、熱すぎるお湯はお肌に必要な油分まで落とし過ぎてしまいます。
肌に優しい少しぬるめのお湯で洗顔するのがおすすめです。

美肌になるためには?

ビタミンの摂取が重要

美肌には、ビタミンが良いといった一般的なイメージがありますが、主に美肌に関係しているビタミンは、ビタミンB群・ビタミンC・ビタミンA・ビタミンEです。

これらのビタミンは、肌の再生や皮膚のターンオーバーに深く関係しているものになります。

ビタミンB群

うなぎや納豆などの食品に多く含まれておりタンパク質の代謝に必要な栄養素です。

ビタミンC

柑橘類や赤ピーマンなどのお野菜にも含まれており、コラーゲンの生成に必要だったり酸化から体を守る働きをしてくれています

ビタミンA

カボチャやレバーなどに含まれており、肌や粘膜の健康を保つ働きをしてくれています

ビタミンE

アボカドやたらこなどに含まれており、酸化から体を守る働きしてくれます

睡眠時間の確保

睡眠時間を7~8時間は確保していくこと。
睡眠時間は7時間以上とることで、肌のくすみや目の下のクマが改善されやすくなります。

適度な運動を行う

運動については、肌作りにはあまり関係ないのではと思いがちですが、適度に運動することは代謝を促進することに繋がります

週に2回~3回、1回30分程度の運動を意識して取り入れるようにしてみることが大切です。

あまり運動ができない場合には、電車で立つようにしてみたり、エレベーターは使わないようにして、階段を使うなど日常生活で少し運動量を増やす工夫をしてみましょう。

肌荒れ改善にとっておきの成分

これらの生活習慣やスキンケアを守った上で、肌荒れを1日でも早く治したい!!という方向けに、肌荒れ改善にとっておきの成分を紹介したいと思います。

アミノ酸、ヒト型セラミド

お肌の水分量を維持してくれるとても大切な成分で、これらが不足すると外からの刺激で肌荒れしやすくなってしまいます
敏感肌向けのスキンケアアイテムに入っていることが多いので、一度チェックしてみてくださいね。

トラネキサム酸

実は肝斑などに効果的な美白有効成分として有名ですが、お肌の炎症を抑制してくれる効果もある優れもの。
ドラッグストアで取り扱われているスキンケアアイテムからぜひ探してみてくださいね。

アラントイン

長期的に高頻度に使用した場合には、効果が薄れるとも言われていますが、抗炎症効果がとても高い成分です。
肌荒れしている時は真っ先に取り入れるのがおすすめ!

これら3つの成分が入ったスキンケアアイテムを、肌荒れ時のレスキューアイテムとして取り入れていくことがおすすめです。

まとめ

いかがでしたか?
美肌になるためには以下が重要です。
美は1日にしてならず!

  • 美容液を頻度多く浸透させる
  • 紫外線ケアをする
  • 自律神経のバランスを整える
  • 腸内環境を整える
  • 肌の摩擦を引き起こさない
  • ビタミンを積極的に摂取する
  • 7-8時間の睡眠時間をとる
  • 週に2~3回、1回30分の適度な運動を行う
  • 肌荒れ改善には、アミノ酸、ヒト型セラミド/トラネキサム酸/アラントインの成分が有効
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